ベビーベッドはいるのかいらないのか?
出産を控えるプレママの誰しもが一度は悩む問題。
結論から言うと、ベビーベッドは絶対にあった方が良いです。
なぜなら赤ちゃんの安全を守るため。
またママも十分に睡眠をとるために離れて眠る方が良いからです。
私的にベビーベッドがあって良かったと思ういちばんの理由はコレ!
赤ちゃんと同じ空間にいたとしても、一人で寝れる環境が大事でした。
添い寝にはメリットもありますが、同時に危険なデメリットもあります。
我が家は第一子だったのでたくさん悩みましたが、ベビーベッドを購入することにしました。
1年ちょっとで卒業となりましたが後悔はなく、買ってよかったと思っています。
ベビーベッドが必要だと思った理由
ベビーベッドが必要な理由を6個を解説していきます。
- 安全なスペースが確保できる
- 親もちゃんと眠れる
- ホコリやハウスダストから赤ちゃんを守る
- オムツ替えが楽
- 兄弟やペットのいたずら防止に
- ベビーグッズをまとめて収納できる
安全なスペースが確保できる
ベビーベッドのいちばんのメリットは、赤ちゃんの安全を守ってくれることです。
夜泣きで起きたときも、ベビーベッドに入っていればひとまず安心。
自分のトイレを後回しにしなくても大丈夫。
ただし、ベビーベッドの中にはおもちゃやかけ布団、枕などは何も置かないこと!
何もない=赤ちゃんの安全につながります。
親もちゃんと眠れる
赤ちゃんが寝てさえいれば、ママも気にすることなく寝れます。
親のベッドや布団で添い寝すると、こんなことが気になります。
- 踏んだり潰してしまわないか
- 親のかけ布団が赤ちゃんの顔に掛からないか
- コンセントや配線が気になる
特に生まれたての新生児期は赤ちゃんは本当にふにゃふにゃで弱々しいです。
一緒に寝ていると気になって熟睡できません。
低月齢の頃は夜泣きも頻繁なのでママは寝れるときはしっかり寝て身体を休めたいですよね。
また自分の寝返りなどで赤ちゃんを起こしてしまう心配もありません。
ホコリやハウスダストから赤ちゃんを守る
目には見えないけど、床から30㎝ほどの高さまではホコリが常に舞っています。
布団を床に敷いていては常にホコリのリスクが。
抵抗力が弱くアレルギーの影響を受けやすい赤ちゃん。
ベビーベッドは床に直接布団を敷くより高さがあるのでホコリの影響を抑えられます。
オムツ替えが楽
立ったままオムツ替えができるので私は楽でした。
産後は特に腰痛に悩まされる人も多いのです。
立ったままお世話ができるベビーベッドがあって良かったと感じています。
しゃがんだり立ち上がったりの動作が本当につらかった……。
より腰を屈めないように、ハイポジションのベビーベッドもあります。
ほぼ屈まずにお世話ができるのでとっても楽ですね。
兄弟やペットのいたずら防止に
子供は寝相が悪くコロコロ転がっていくので赤ちゃんを踏んでしまうかも。
ペットも寝ている赤ちゃんにじゃれて起こしてしまうかもしれないので、ベビーベッドに隔離して寝かせてあげるのが安心です。
ベビーグッズをまとめて収納できる
赤ちゃんが産まれるとどんどんものが増えていきます。
大きめの服やもう少し成長したときに使う育児グッズをプレゼントされたりおさがりをもらったり。
今使わないものをまとめて収納できる大きめのスペースは重宝しました。
ベビーベッドのデメリット
ベビーベッドのデメリットはどんなことがあるでしょうか。
実際に使って感じたデメリットを解説します。
- 場所を取る
- コストがかかる
- 使用期間が短い
- 処分に悩む
- 添い寝ができない
場所を取る
ベビーベッドもベビー布団も必要な面積はほぼ同じですが、ベッドは立体なので圧迫感があります。
設置してみると想像していたよりずっと大きくて存在感ありあり。
ベビーベッドにはレギュラーサイズとミニサイズがあるので部屋が狭い家庭や圧迫感が気になる人はミニサイズが良いでしょう。
我が家はレギュラーサイズ。
赤ちゃんは広々寝れていたけど寝返りで柵にガンガンぶつかっていました。
どうせぶつかるならミニサイズでもよかったかな……と思いました。
コストがかかる
布団よりもコストがかかります。
新品にこだわらない人はリサイクルショップやフリマサイトで探すと格安で手に入ります。
また安いものだと1万円台でも買えるのでレンタルと変わらないくらいで新品が買えます。
私が購入したものはベビーベッドの中でも安かったんですが、安全面は何も問題なく安心して使えました。
赤ちゃんによっては早めに卒業する場合も
ベビーベッドいらない派の意見で多く見られるのが「あまり使わなかった」ということ。
赤ちゃんによってはベビーベッドでは寝てくれない場合も。
こればっかりは使ってみないと分からない……。
ですが我が家は大人ベッドで一緒に寝ることはできなかったので、どんなに泣こうがベビーベッドで寝てもらうしかありませんでした。
絶対ベビーベッドで寝てもらう!と決心して購入しました!
ひたすらベビーベッドで寝かしつけをしたおかげなのかは分かりませんが、1歳頃までは嫌がることはあまりなく。
3ヵ月頃には夜通し寝てくれるようになりたまにセルフねんねしてくれることも。
私はベビーベッドでは寝てくれないと感じたことはありませんでした。
ひとりで歩ける(1歳過ぎ)ようになると柵に足をかけ始めていつかよじ登りそうだったので、そうなる前に早めに卒業となりました。
処分に悩む
大型家具なのでかんたんに処分できないのがネック。
一般的な処分方法はこんな感じ。
- 市町村の粗大ごみ回収に依頼する(または自分で持っていく)
- リサイクルショップに持っていく
- フリマサイトで販売する
- 友人知人に譲る
自分で運ぶのも大変。
捨てるのにも処分代がかかります。
育児の合間を縫って対応するとなるととても手間ですよね。
我が家はとりあえず、収納棚となり果てています。
サーキュレーターや加湿器、リモコンなど子供に触られたくないモノ入れとなっていて、それはそれで便利だと思って使っています。
添い寝ができない
赤ちゃんが寝てくれない限り自分も横になれないのが辛いですよね。
完全に寝れないとしても横になるだけで楽になるのでそれができなかったのが産後の体には辛かったです。
ですが添い寝にはデメリットもつきものなので、添い寝したくてもできない環境だったのは良かったかなと思っています。
ベビーベッドはいつまで使う?
大体2歳ころまで使えるものがほとんどです。
ですが実際には早めに卒業する人が多いです。
コストがかかって使用期間も短く、損した気分になる人も。
私も2歳まで使うつもりで購入しましたが、1歳過ぎでよじ登り始めたので終わりにしました。
ベビーベッド以外で寝る危険性
ベビーベッドが安全ですが、他の寝方はどうなのでしょうか?
以下の寝方を解説します。
- 親のベッドや布団
- クーハン(クーファン)
- ハイローチェア
親のベッドや布団
添い寝には様々なメリットがありますが、同時にデメリットもあることを理解しておかなければなりません。
具体的にはベッドからの転落や窒息、SIDSなど。
以下のサイトに詳しく書かれています。
赤ちゃんの添い寝は危険? | 赤ちゃん成長ナビ(小児科専門医師 監修) (babys-care.net)
赤ちゃんの安全を守るために、できる限りの危険は回避したいものです。
クーハン(クーファン)
赤ちゃんを寝かせて移動させるための持ち手のついた籠のようなもの。
見た目のかわいさから若いママに人気のクーハンですが、夜寝るとき(長時間)の使用はNGです。
ベビーベッドの代わりにはなりません。
赤ちゃんの身体がぴったり入るくらいのコンパクトな大きさなので熱がこもりやすく、また窒息の危険もあります。
ベビーベッドほど安全とは言えないので夜間の使用は避けましょう。
持ち手があるからついついカバンのように持って運びたくなるけど危ないから絶対ダメ!
持ち運ぶなら籠ごと抱えてね。
ハイローチェア
ハイローチェアとは、リクライニングや高さの調整ができるベビーチェアです。
自動でスイングしてくれるものがあったり最近は高機能なものが人気。
赤ちゃんにとって揺れが気持ちよく、よく寝てくれます。
ですがこちらも夜間の使用はNG。
必ず大人の目が届く範囲で使うこと。
長時間寝るように作られていませんし、ガードが低く転落の心配もあります。
大人が近くにいる場合のお昼寝や寝かしつけでの使用なら問題ありません。
まとめ
よくベビーベッドはいらないと言われていますが、赤ちゃんの安全を守るためにも必要です。
また赤ちゃんと離れることでママも熟睡することができます。
赤ちゃんが寝ているときはママもしっかり休むことが大切。
隣で赤ちゃんが寝ていると自分の寝返りや転落、窒息など気になって眠れない場合も。
危険を排除し、赤ちゃんにとって安心できる睡眠環境を作ってあげましょう。
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