マットレスを床に直置きして子供と一緒に寝ていますが、カビが生えないよう対策しています。
子供と一緒に寝る場にははなるべく高さが出ないローベッドがいいですよね。
ベッドフレームを買わずにマットレスを床に直置きにするとコストが抑えられ、子供が落ちても安心です。
マットレスの直置きは乳幼児と一緒に寝る家庭には特におすすめ。
でも、カビが生えるんじゃないか心配ですよね。
マットレスをそのまま敷きっぱなしにしてなにも対策しなければ、おそらくカビが生えます。
なのでカビ対策は絶対必要!
・すのこマットや除湿シートを敷く
・防水シーツや敷きパッドを敷く
・マットレスを立て掛ける
・布団乾燥機と布団クリーナーを使う
除湿器を使わないと湿度が90%を越える(!)我が家の寝室でもカビることなく梅雨の時期を乗り越えました。
対策を取ることでカビのリスクは減らすことができます。
ちなみに我が家はGOKUMINのマットレスを使っていて、家族みんなぐっすり眠れています!
マットレス直置きのデメリット
デメリット①カビやすい
一番の問題点はやはり「カビ」。
床と直置きにするとマットレスとの間に空気が入らず、湿気が溜まりやすくなります。
寝ているときに汗をかきますよね。
特に赤ちゃんは体温が高いからお昼寝から起きると汗でびしゃびしゃになっているときも。
人間は寝ている間に約200mlの汗をかきます。
更に寝ているときの赤ちゃんはなんと、大人の2倍もの汗をかいています。
寝ているだけでも、なぜか汗びっしょりな赤ちゃん。それもそのはず、赤ちゃんの汗の量は、大人の約2倍*1!赤ちゃんの体は大人より小さいのに、汗腺の数は大人と同じ。
*1 単位面積あたりの発汗量
数字でびっくり!赤ちゃんのデリケートな肌を知ろう! (kao.co.jp)
つまり親子3人で寝ている場合は……え!?
びっくりするくらいの汗の量!
清潔な寝床を作るために、防止グッズやお手入れで対策が絶対必要となります。
デメリット②床と近いため寒い
暖かい空気は上に溜まるので、床に近ければ近いほど寒いです。
床の冷たさが伝わって底冷えしてしまいます。
マットレスは10㎝以上厚みがあるものがおすすめ。
デメリット③ほこりやハウスダストを吸い込む
ほこりやハウスダストは空気中を舞って、床へ着地します。
床と近くなるのでベッドよりもほこりを吸い込みやすくなってしまいます。
日々の掃除が欠かせませんが、順番も大切。
最初に掃除機をかけると吸い込んだほこりが排気されて結局空気中に舞ってしまうので要注意!
マットレスのカビ対策!カビ防止グッズ3選
カビ防止グッズ①すのこマット
すのこマットを敷けば床とマットレスの間に空気が入り通気性が良くなります。
二つ折りにできるものやくるくる丸めておけるロールタイプのものなど数種類あるので好みのものを選んでくださいね。
我が家は四つ折りタイプ!
すのこの素材は
- 桐(きり)
- 檜(ひのき)
- 杉(すぎ)
- パイン材
が多く、湿気対策としてすすめなのは桐。
桐は吸水性が高いので昔から衣類を保管する桐タンスとして使われています。
カビ防止グッズ②敷きパッドや防水シーツ
そもそも湿気がマットレスに入り込まないようにガードしてしまえばいいんですよね。
乳幼児と一緒に寝る場合はおねしょ対策で防水シーツは必須なので一石二鳥。
カビ防止グッズ③除湿シート
マットレスの下に敷く除湿シートも効果的。
我が家はすのこマットを敷いているので除湿シートは使っていません。
両方使えば最強なのでは…!?
寝ているときに溜まった湿気は下に降りていくので、床とマットレスの間に溜まらないようにキャッチしてもらうイメージです。
マットレスのカビ対策!お手入れ方法3選
マットレスのお手入れ①立て掛ける
立て掛けて空気に触れさせると乾燥し湿気が逃げていきます。
できれば毎日したいところですが、なかなか難しいですよね。
重いマットレスより軽いもの、折りたためるものだと立て掛けやすいので作業が楽です。
サボりそうな人は手入れのしやすいマットレスを選ぶといいでしょう。
20㎝厚のダブルサイズは31kgです。正直重くて週1だった立て掛けの頻度が2~3週に1回になってきました…(でもカビてない!)
すのこもマットレスもきれいなままです。
マットレスのお手入れ②布団乾燥機をかける
カラっと乾燥させたいのなら布団乾燥機が便利です。
熱風を出してダニをやっつけられ、衛生的な寝床になります。
冬場はお布団を温めるのにも大活躍します。
乾燥もできてお布団も温まっていいことづくし!
暖かくてすぐ眠れるね。
寝る前に30分でもいいので温めておくと布団がふかふかほかほかに。
身体が浮いているような気持ちよさが病みつきになります。
マットレスのお手入れ③布団クリーナーで掃除する
雑菌の繁殖もカビの発生につながりますので、布団クリーナーで定期的にお掃除しましょう。
私は布団乾燥機のダニモードでダニをやっつけ、そのあとクリーナーで吸い込んでお掃除しています。
人生の3分の1は寝ている時間なので、きれいな環境でぐっすり眠りたいですよね。
マットレスを直置きするメリット
メリット①子供が安心
高さが出ないので子供が落ちても安心です。
子供って寝相が悪くてどこまでもコロコロ転がっていきますよね(笑)
厚みが20㎝のマットレスで寝ていますが、1歳の娘は落ちても起きずにそのまま寝続けています。
落ちてもケガしないくらいの高さなので、ベッドガードを使わなくても大丈夫ですよ。
ベッドガードは1歳半以下の赤ちゃんには使用不可です。
メリット②掃除がしやすい
持ち上げやすいので部屋の掃除がしやすいです。
折りたためるマットレスの場合は折り曲げた状態で立てられるので楽ですね。
日々の手入れを楽にしたい人は折りたためるマットレスがおすすめです。
メリット③部屋が広く見える
高さがないので圧迫感がありません。
我が家の寝室は寝具を置いたらぎゅうぎゅうなのですが、ベッドで寝ていたときより気持ち広く見えます。
メリット④コストがかからない
ベッドフレームって高いですよね。
それに処分代もバカにならない……。
すのこマットや除湿シートなどを買いそろえてもトータルはベッドフレームよりお手頃です。
子育て世代はなにかとお金がかかるから安くすませたい!
メリット⑤移動がしやすい
寝室を模様替えするとき、部屋を移動させるとき、引っ越しするときなどとっても楽です。
我が家の寝室は納戸
我が家の寝室は「納戸」なので、夏は湿気がこもりやすく、冬は乾燥がひどく、寝室環境があまり良くありません。
建築基準法に定められた「居室」には認められない部屋。(中略)定められた窓面積(部屋の面積に応じた面積が必要)がないため、居室と表記していない。
納戸の定義とは? サービスルーム、クローゼットとの違いや収納活用術を解説 | 住まいのお役立ち記事 (suumo.jp)
定められた採光や通風の条件が満たされていない部屋のこと。
だから湿気も多く乾燥もひどいのでしょうか。
そんな部屋で厚さ20㎝の厚さのコイルマットレスで1歳の子供と家族3人で川の字で寝ています。
以前ベッドフレームと一緒に使っていたマットレスは、うっすらカビが生えていました。
特に何も対策してなかったから…涙
処分するときに気が付き、ここで毎日寝ていたのかと大ショック。
今度は絶対カビさせない!と対策をがんばっています。
最後に
マットレスを直置きする際のカビ対策についてまとめました。
・すのこマットや除湿シートを敷く
・防水シーツや敷きパッドを敷く
・マットレスを立て掛ける
・布団乾燥機と布団クリーナーを使う
何も対策しないとマットレスはカビてしまいます。
高い買い物ですので大事に、長く使い続けたいですよね。
マットレスの直置きは
・子供が落ちても安心
・掃除がしやすい
・部屋が広く見える
・コストがかからない
・移動しやすい
こんなメリットがあります。
しっかり対策して快適な寝室を作りましょう!
また、ベビーベッド卒業後はどこで寝るのかまとめています。
併せてチェックしてみてくださいね。
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